レーシックは保険が適用されるんですか?

■質問:
レーシックは保険が適用されるんですか?

■答え:

される場合と、されない場合があります。

実は、あなたの加入している生命保険や医療保険から手術給付金がもらえる場合があります。

生命保険・医療保険の場合

加入している生命保険(医療特約)・医療保険の中には、
レーシック手術が手術給付金の支払い対象となっているものもあります

しかし、現在はレーシック手術が
手術給付金の支払い対象外としている保険会社も数多くありますので、気をつけましょう。

加入している保険会社に直接問い合わせてみるのが良いでしょう。

手術給付金対象の場合

対象となっている場合、加入している保険によって変わりますが5万〜10万円の給付金を受けられたという人が多かったです。

また、給付金を受ける際に「診断書」が必要になります。

・保険会社が用意した専用の診断書用紙を使うことがあります。(要、問い合わせ)
・医院によって診断書の作成費が違います。
【例】 品川近視クリニック:9,000円/SBC新宿近視クリニック:10,000円

手術給付金対象外の保険会社

どんな生命保険会社が対象外になるのか、少し調べてみました。
下記の生命保険では、レーシック手術は手術給付金の対象外になるようです。

・アフラック生命保険
・メットライフアリコ生命保険
・ライフネット生命保険
・住友生命保険
・朝日生命保険
・明治安田生命保険
・第一生命保険

※上記は一部になります。

対象外の理由

「レーシック手術」は医科診療報酬点数表において手術料の算定される手術ではないため、
お支払いできません。(平成23年3月時点)

とのことでした。今後、【医科診療報酬点数表】の対象手術となれば給付されるようです。

実は、レーシックが普及し始めた頃は上記の生命保険会社でも給付が受けられました

ですが、レーシック手術を受ける人が年々増え、手術給付金を請求する人が急増。
それに伴い、保険会社が「レーシック手術は給付の対象外」としたという経緯があるようです。

これから保険に加入して、レーシック手術給付金を受け取ることは難しいそうですが、「ずっと昔から加入している」という場合は受けられることもあります。

加入時期や内容によっても変わりますので、手術給付金に関して詳しくは、
ご自身の加入している保険会社へお問い合わせくださいね。

また、問い合わせの際は、
「レーシック」ではなく「レーザー屈折矯正手術」と伝えるとスムーズです。

健康保険の場合

残念ながら、レーシックは自由診療の為健康保険は対象外になります。

医療費控除の対象になる場合があります

「加入してる保険は対象外だった。。」
「健康保険はダメなんだ。。」

しょんぼりしたあなたも、まだ諦めないで下さい!

実は、屈折矯正手術の費用は「確定申告」の際「医療費控除の対象」となる場合があります。

なる場合…?と書いてあったので、ちょっと調べてみたのですが、
国税庁のホームページには下記のような回答がありました。

Q:眼科医で治療を受けるために支払う次の費用は、医療費控除の対象となりますか。
 1:視力回復レーザー手術(レーシック手術)の費用

A:この手術は、眼の機能それ自体を医学的な方法で正常な状態に回復させるものであり、それに係る費用は、医師の診療又は治療の対価と認められますので、医療費控除の対象となります
[平成23年6月30日現在法令等]

(*´ω`*) 国税庁で発表されているので安心ですね。

ですが、実際確定申告をするのはお住まいの地域の税務署なので
「管轄の税務署に確認をしたほうがイイ」という意見もありますので、
一応確認を取っておいたほうが、安心感倍増です。

医療費控除とは?

医療費控除とは、「1月から12月までの間に、本人または家族(税法での「生計を一にする親族」)が支払った医療費が10万円を越える場合、確定申告によって税金の還付が受けられる」というものです。

9万円のレーシック手術では対象になりませんが、
その年の医療費を全て合算できるので(家族の医療費も)10万円を超えていればOKです。

確定申告の際は忘れずに、申請してくださいね。

また、申請には「領収書」が必要ですので捨てずにしっかり保管しておきましょう!

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